「攻めの情報システム部門」とは? ~データを活用し経営に貢献する「情報活用業務」実践事例を紹介~
問われる情報システム部門の存在意義
今や、クラウド利用や仮想化技術、シャドウITなど情報システム部門が取り巻く環境が大きく変わってきており、従来型の情報システム部門の存在意義が問われる時代となりました。
新しい情報システム部門に脱皮し、「攻めの情報システム部門」になるための議論が盛んです。情報システム部門が企業のビジネスの担い手の主役となるような改革を行っていくという議論は残念ながら「夢」を語ることが多く、現実問題では実際に踏み出せないことが多いようです。
「攻めの情報システム部門」とは何なのか?
そもそも「攻めの情報システム部門」とは何でしょうか?
ある大手企業のCIOは以下のように述べています。
「業務の効率化やコスト削減だけでは情報システム部門の存在意義は無い。」
「いかに社業に対して価値を生み出すかが重要。」
このCIOは情報システム部門の改革を進め、社内の業務データを分析することで経営や業務部門に対して業務改善や新規ビジネスを提案する「情報活用業務」を情報システム部門の中に確立しました。
本セミナーでは、このような「情報活用業務」を実践した事例をご紹介します。
業務データ=ビッグデータを高速に解析し、経営に役立てる
例えば、直営ベーカリーの運営、ベイクオフのベーカリーやカフェのFC展開などのベーカリー事業を営むアンデルセングループでは、情報システム部門や情報子会社が中心となり、業務データを高速に分析する基盤を開発。原材料原価を積み上げた製品原価を瞬時に算出することで、経営判断に役立てています。
また国内の大手銀行でも、情報システム部門や情報子会社が中心となり、膨大なデータ処理が必要な融資先の審査やリスク管理を高速に処理する基盤を構築。さらにその基盤を活用して非構造データを解析することで、マーケティング業務への活用を進めています。
攻めの情報システム部門を実現するために
「攻めの情報システム部門」へ変革を進めるためには情報システム部門の基本的な機能や役割の実施において「やるべきことをちゃんとやれている」ことも重要です。社内のどこからもその点については「文句を言わせない」レベルを達成し、それを維持することにより次のステップに進めるはずです。
本セミナーではまずは、国内で「攻めの情報システム部門」への脱皮を図ってきたいくつかの事例から、そこに共通する考え方やプロセス、必要条件を洗い出します。
その上で、改革をスタートさせるために「自社の情報システムのポジションを知る」という点について解説します。
「攻めの情報システム部門」とは? ~データを活用し経営に貢献する「情報活用業務」実践事例を紹介~
【開催概要】
日時 : 2016 年 12 月 09 日 (金) 14:30 ~ 16:45
場所 : 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ セミナールーム
プログラム :
14:00 ~ 14:30 受付
14:30 ~ 14:50 問われる情報システム部門の存在意義と「攻めの情報システム部門」
バリスティック・ビジネス・テクノロジーズ 岡崎 誠
14:50 ~ 15:30 御影や国内大手銀行に見る、ビッグデータ活用事例
株式会社ノーチラス・テクノロジーズ
15:30 ~ 15:40 休憩
15:40 ~ 16:00 攻めの情報システム部門を実現するために~自社のポジションを知る~
バリスティック・ビジネス・テクノロジーズ 岡崎 誠
16:00 ~ 16:45 攻めの情報システム部門とは?(ミニパネルディスカッション)
16:45 終了
主催(共催)
株式会社ノーチラス・テクノロジーズ
バリスティック・ビジネス・テクノロジーズ
協力
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